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超音波検査機器「acuson s2000」を導入しました

当院では「自動ボリュームスキャナー」機能をもつ超音波検査機器「acuson s2000」を導入しました。

「自動ボリュームスキャナー」とは長さ約15cmの箱状の器具を、仰向けに寝た状態で乳房の上にセットすると、プローブと呼ばれる機器が自動的に平行移動し、検査を開始する機能のことです。これまでの超音波検査のような担当者の技量差による検査の質のばらつきが少なく、断面以外に乳房を正面からとらえることで乳がんの周囲への広がりの診断にも役立てることができます。

乳がんとは

乳がんはライフスタイルの変化などで、その発症率は20人に1人と言われています。
また、乳がんの患者数は増えつづけており、乳がんによる死亡者は年間1万人を超えています。
特に30歳から64歳の女性では死因のトップですが、早期の乳がんであれば治る可能性は高いと言われており、乳がんの早期発見のためには検診が重要となります。

乳がん

乳がんの検査

乳がんの主な検査には「マンモグラフィ検査」や「超音波検査」による画像診断が一般的です。
マンモグラフィ検査は早期乳がんの特徴である石灰化を小さなものでもとらえられるのが特長ですが、若い人は乳腺の組織が発達しており発見が難しく、マンモグラフィ検査が推奨されるのは40歳以上とされています。
また、マンモグラフィ検査では撮影の際に強く乳房を圧迫することにより痛みを感じることがあり、検査を好まない理由の一つとなっています。

一方、超音波検査は乳房を圧迫されることによる痛みもなく、乳腺の発達した若い人でも乳がんを発見しやすいのが特長です。
しかし、これまでの超音波検査に用いていた機器は検査結果が検査者の経験や技量に左右されることが欠点でした。

検査
検査

「acuson s2000」の特長

  • 特長Ⅰ
    広い範囲のデータの収集と保存ができることから、従来の超音波検査より、検査の「質」が向上しました。
  • 特長Ⅱ
    ほとんど痛みを感じることなく、検査を行うことができます。
  • 特長Ⅲ
    マンモグラフィ検査との併用で、さらに高い検査精度が得られます。

乳がん検診は読影が重要です

これまでの超音波検査では検査者が必要と判断した情報を保存し、残りは破棄していました。
この度、当院に導入した「acuson s2000」では検査のデータを全て保存し、それらの画像を用いて後から何度でも「読影」することができるようになりました。
当院では乳腺専門医による読影をおこなっており、保存された画像から乳がんを見つけ、治療の必要性を判断することも可能です。

「acuson s2000」は1日人間ドック・宿泊コースのオプション検査のみでご利用いただけます。