糖尿病専門外来
フットケア外来
糖尿病の合併症のひとつである糖尿病性足病変に対して、専門的なケアを行い、足病変発生の予防・重症化の予防を目的に実施します。
糖尿病と足が深く関係するワケ
- 糖尿病性神経障害により、足の感覚が鈍くなり、痛みに気づきにくい。
- 視力障害により、足の観察ができず足の異常が見えない
- 高血糖により、抵抗力が弱まり感染しやすい
- 動脈硬化により栄養や酸素が運ばれず、傷が治りにくい
これらの要因により、足に傷ができると重症化しやすいため、予防することが大切です。フットケア外来では、足の観察(皮膚、爪、靴)や神経障害や血流障害の検査、自宅でのフットケア方法の説明、実施を行います。
対象となる方
当院の糖尿病・内分泌内科に通院中の方で足に異常がある方
診療日時
第2・4月曜日 14:00~
第3金曜日 14:00~
受診方法
主治医・受付へお問い合わせください
糖尿病透析予防外来
糖尿病の合併症のもうひとつである糖尿病性腎症のために腎機能が低下してきた患者さんに対して、医師・看護師・栄養士で腎臓の悪化予防を目的としています。
糖尿病と腎臓が深く関係するワケ
糖尿病性腎症とは、腎臓の細い血管が障害を受け、身体の中の老廃物を濾過する機能が低下します。進行するまで自覚症状がほとんどなく、だるい、足のむくみなど症状が現れた時には、すでに腎機能が低下しており、透析を受けなければいけない状態となるため、予防が大切です。糖尿病透析予防外来では、医師、看護師、管理栄養士のチームでサポートし、血糖・血圧のコントロール、検査、栄養相談などを行います。
腎臓の働き
- 老廃物を身体の外にだす
- 身体の中の水分を調整する
- 体内の電解質を一定のバランスに保つ
- 血圧を調整する
- 血液(赤血球)を作る・骨を強くする
対象となる方
HbA1c 6.5%以上でアルブミン尿がでている方
診療日時
第1・3月曜日 14:00~
受診方法
主治医・受付へお問い合わせください
療養指導外来
糖尿病は、日々の生活のなかでの自己管理がとても大切になります。専門的な知識を持つ看護師がそれぞれの患者さんに合わせて、日々の生活のなかで血糖コントロールを行い、合併症を予防することを目的に実施します。
指導内容
- インスリンやGLP-1受容体作動薬の注射手技説明
- 血糖測定手技の説明
- 低血糖やシックデイ時の対応説明
- 食事療法や運動療法
- 糖尿病とともに生活する上でお困りごとの相談
専門の看護師が治療を継続できるようにサポートします。
対象となる方
当院糖尿病・内分泌内科に通院されている方
診療日時
第1・3月曜日 13:00~
受診方法
主治医・受付へお問い合わせください
他院で糖尿病を治療されている方は、当院の糖尿病・内分泌内科外来を受診していただく必要があります。現在治療中の主治医または当院予約センターにお尋ねください。