診療科案内

麻酔科

概要・特色

患者さんの⿇酔中、全⾝状態により適宜複数の医師で対応するなど、⿇酔の安全性の向上に努めています。また、当科では全身麻酔に硬膜外麻酔(背中からの麻酔)、神経ブロック(神経の付近に局所麻酔薬を投与)、鎮痛薬の持続静脈投与などを併用し、手術中だけでなく手術後もストレスのない状態を目指しています。

主な管理・麻酔法

予定及び緊急⼿術における呼吸・循環・代謝を中⼼とした周術期全⾝管理を⾏っております。

呼吸管理: 体の中に十分な酸素を送り込むための環境を整えます。
循環管理: 血圧や脈拍、尿量など心臓や血液の流れを整えます。
疼痛管理: 体への最大の負担となる痛みを和らげます。

当科で行う麻酔法

  • 全身麻酔(意識はありません)
  • 区域麻酔(通常、意識はあります)
    硬膜外麻酔(背中からカテーテルを入れて除痛をはかります)
    脊髄くも膜下麻酔(いわゆる下半身麻酔で背中から薬を入れます)
    末梢神経ブロック(神経の近くに薬を入れて除痛をはかります)

上記の麻酔法を単独あるいは組み合わせて管理します。

⿇酔前外来(週2回午前中)にて予定⼿術の患者さんの診察をし、⿇酔の説明を⾏っています。

医師紹介

主な実績

麻酔科管理症例数
2021年度 2022年度
治療・検査 件数 治療・検査 件数
全身麻酔 794 全身麻酔 721
全身麻酔+硬膜外・伝達麻酔 392 全身麻酔+硬膜外・伝達麻酔 397
脊髄くも膜下麻酔 113 脊髄くも膜下麻酔 147
伝達麻酔 14 伝達麻酔 12
その他 3 その他 2
合計 1,316 合計 1,279