医師紹介

脳・脊椎・末梢神経を
網羅した診療と
多数の顕微鏡手術で培った技術

名古屋セントラル病院 脳神経外科
副医長松尾 衛
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本脊椎脊髄病学会/
    日本脊髄外科学会脊椎脊髄外科専門医
写真:松尾衛

専門領域・治療方針

脳神経外科では脳だけではなく、脊髄・末梢神経、それらに付属する脊椎や血管などの治療を行っております。
私の専門とする脊椎脊髄外科領域でも、脳神経外科医の神髄である、脳・脊髄・末梢神経を網羅した神経学的な診察と、 頭蓋内手術や微小血管吻合術などの顕微鏡手術で培った技術を駆使して、神経に愛護的な手術を行います。 首や腰の痛み、手足のしびれや筋力の低下でお悩みでしたら、紹介状なしでも受診できますのでどうぞ遠慮なくご相談ください。

主な病名

骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折、頚椎椎間板ヘルニア(頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症)、腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症、転移性脊椎腫瘍など

主な初期症状

首・腰の痛み、手足の痛みやしびれ、筋力低下など

平均通院期間

手術後は1ヶ月、3ヶ月、半年、1年毎
※病状や併存疾患により異なります。

医師の一日に密着
【名古屋セントラル病院 松尾衛】

Q.1首や腰の痛み、手足のしびれや筋力の低下は
脳や神経が影響しているんですか。

脳の病気から手や足のしびれや筋力低下、歩きにくさが生じることがあります。首を後ろに曲げたり、背筋を伸ばして歩いたりして出現する痛みやしびれは、脊椎の中を通る脊髄や細い神経によることが多いです。また、皮膚に近い、さらに細い神経が原因で腰痛や下肢痛が生じることもあります。

写真:手術時の様子

Q.2どのような症状のときに受診をすればよいですか。

起居動作(立ったり座ったりする動作)で増強する腰痛、手足のしびれや痛み、筋力低下などあれば遠慮なくご相談ください。

写真:診察時の様子

Q.3脊髄脊椎センターではどのような治療が受けられますか。

経皮的椎体形成術、頚椎前方除圧固定術、頚椎人工椎間板置換術、脊椎後方固定術、椎弓形成(切除)術、脊髄腫瘍摘出術、椎間板摘出術、椎間板内酵素(ヘルニコア)注入療法など広く対応します。

写真:手術時の様子

Q.4顕微鏡手術とありますがどのような手術になりますか。

当院脳神経外科では脳腫瘍、脳動脈瘤、微小血管吻合で使用する手術顕微鏡(KINEVO900)が導入されています。脊椎手術においても、同様の技術を駆使して皮膚切開が小さくても拡大された明るい視野で神経除圧を行い、低侵襲な手術に努めています。

写真:手術時の様子

Q.5術後のフォローはどのようになりますか。

手術後は1ヶ月、3ヶ月、半年、1年毎と徐々に間隔をあけて画像や症状のフォローをしています。病状や骨粗鬆症治療などの治療内容によっては毎月通院をしていただいています。

写真:診察時の様子

PRIVATE LIFE

家族でカーフェリーを利用して九州へ行きました。
船内で眼を輝かす子供たちはとても微笑ましく、
私自身も目的地まで休息ができてとても有意義な時間でした。

船内から見た明石海峡大橋